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クラシック飲茶で優雅な休日

クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_23512682.jpg 私、つい最近までそんなことすっかり忘れてましたが、日本はゴールデンウィークだとかっ!香港旅行にやってくる日本人も多いのでしょうか?香港はメーデーの5月1日がお休みなだけなので、ぜーんぜんゴールデンじゃない週末を迎えております。でも最近ずっと忙しかった我が家のダンナ様、この週末は久しぶりにフルでお休み&家でも仕事しないので飲茶希望!とのこと。休日に相応しくゆっくりと飲茶が楽しめる陸羽茶室へ行ってまいりました。こちらのお店はクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_042766.jpg1933年創業。香港一の歴史を誇る飲茶の名店で、おそらくどんなガイド本にも載っているのでは?お店の名前はお茶のバイブルといわれる「茶経」の著者の陸羽にちなんでいるそうです。店構えもとてもクラシック。ドアボーイのインド人も、なんだかいい味出してます。
クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_012561.jpg お店は3階建て。壁に施された飾り彫り、お店の名前が彫られた背もたれ付の木の椅子、鏡を埋め込んだ家具などなどどれをとっても優雅で古い香港のムード満点。1930年代のインテリアが残っている、数少ない場所だとか。3階にはVIP用の個室もありました。お部屋の名前が書かれた木製の表札が掲げてあって、なんともオシャレ。

クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0173041.jpg ここでは午前10時くらいまではワゴンスタイル(しかもワゴンではなく駅弁スタイルとのこと!早起きできたら行ってみたい!)とのことですが、それ以降はこちらのわら半紙でできた注文用紙に鉛筆で印をつけてオーダーします。思えば8ヶ月前私が香港に来て初めて飲茶したのが、この陸羽茶室でした。ちょっと懐かしいナ。そのときは漢字ばかりのこのメニューを見て「これから外国に暮らすのだなァ」と身が引き締まる思いでしたが、今はただの食欲の奴隷・・・。好きなもののメニューはほぼ暗記しておりますので、さっさと注文。こちらのお店はメニューの数は多くはありませんが、飽きさせないために1週間でメニューがかわります。そのたびにこの注文用紙を印刷しているのかぁ。

クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0234478.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_024179.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0243016.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_025544.jpg






クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0283916.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0292036.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_031625.jpg スープ入り雲呑、焼き餃子(飲茶では珍しい)、叉焼飽、春巻、蝦餃、蒸しスペアリブ、そしてちまき。ちまきは顔よりも大きな蓮の葉っぱに包まれているのですが、ここのちまきはクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0363916.jpgクラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_038966.jpg他に比べてサイズがすっごく大きく、ずっしり重い(なにしろもち米ですから)!ご飯茶碗に移したら3杯分くらいあるかもしれません。それに加えて具沢山♪鶏肉や干しエビはゴロゴロ、しいたけも丸ごと入っていました。ちまき完食後はもうお腹いっぱいで、デザートは泣く泣く諦めました。今日のメニューでは點心35品のうち、14品がデザートだったんです。普段見たことがないメニューがたくさんあって、楽しみにしていたんだけどネ!次回はペースを考えなくてはなりません。
クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0502114.jpg 點心7つで300ドルというのは香港の飲茶としてはかなり高めですし、お味も香港一美味しいとは思いませんが、老舗の優雅な雰囲気も味わえるという意味では、ときどき無性に行きたくなってしまうお店です。お店のウェイターさんはすべてオジサンですが、全員背筋がピッと伸びていて、老舗の貫禄を感じます(写真は床においてあるやかんを持って、急須にお湯を足しに来てくれるところ)。ここのお店で使用している茶葉も、他の飲茶のお店とは違って、最高級のものを使用しているそうです。

クラシック飲茶で優雅な休日_d0087642_0542630.jpg*陸羽茶室  Luk Yu Tea House
  24-26 Stanley Street, Central
  電話:2523-5464
  営業時間:7時~23時(飲茶は17時半まで)
by sara-hongkong | 2007-04-28 23:31 | そとごはん
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