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香港のお金

香港のお金_d0087642_20165265.jpg 今さらながら申し上げますと、香港の通貨単位は香港ドル(HK$)とセント(¢)です。現在、1香港ドルはだいたい15円くらい。使用されている紙幣は1000HK$、500HK$、100HK$、50HK$、20HK$、10HK$の6種類。硬貨は10HK$、5HK$、2HK$、1HK$、50¢、20¢、10¢の7種類あります。
香港のお金_d0087642_207444.jpg 私が香港に来てまず驚いたのは、紙幣の種類の多さです。日本ではちょっと想像できない感じなのですが、香港では紙幣を発行している銀行が3つあるため、同じ金額の紙幣には3種類の違ったデザインがあります。右の写真は同じ50HK$ですが、上からそれぞれ中國銀行香港分行、香港上海匯豐銀行、香港渣打銀行が発行したもの。ビ香港のお金_d0087642_20371980.jpgルの絵だったり亀の絵だったり、デザインは本当に全く違います。最初の頃は慣れなくて、お財布から出さないと一体いくらの紙幣なのかわからなかったものですが、赤っぽいのが100HK$、緑っぽいのが50HK$、青っぽいのが20HK$とおぼえると、なんとなくわかりな、と思っていました。
 でも実は必ずしも色が頼りになるワケではありません。2003~2004年に10HK$以外の5種類の紙幣をリニューアルした際にデザインも新しくなったそうで、現在でもときど香港のお金_d0087642_2040178.jpgき古いデザインの紙幣を見ることが結構あるのですが、古いデザインの紙幣は同じ20HK$でも青っぽかったりオレンジ色っぽかったりして、色に統一性がないんですよネ。結局、香港では現在、同じ金額の紙幣が6つの違ったデザインで出回っていることになるワケです(10HK$だけは3デザイン)。というわけで左の6枚のお札は全て20HK$札。紛らわしいことこの上ナシ!でも、こんなに種類があるのに、自動券売機などではそれほどトラブルになったことがないのが不思議です。
香港のお金_d0087642_205298.jpg 香港の硬貨は香港金融管理局が発行しています。ドル硬貨は日本に比べて大きくて分厚いし、セントの方は逆にやけに小さくて財布の端っこから落としてしまうこともしばしば。どの硬貨も数字の裏面には香港の花であるバウヒニアが描かれていますが、こちらも古いデザインのものが流通しており、1992年までに発行したものはバウヒニアの花ではなく、イギリスのエリザベス女王が描かれています(さらに、同じエリザベス女王のものでも、古いものは頭上がティアラ、新しいものは王冠になっている香港のお金_d0087642_2134078.jpgそうですヨ!今度探してみてください)。
 ところで、1997年に香港が中国に返還された記念に発行された硬貨、というのがあります。私は香港に来る前にその情報を本で読んでいたので、食事や買い物のお会計でもらうお釣りをいちいちチェックしていたのですが、今のところ1HK$、2HK$、5HK$の3枚をゲットしました♪通常ですと数字が書かれている面に、1HK$は麒麟、2HK$は踊る2人組、5HK$は5匹のコウモリが描かれています。記念硬貨のわりには香港のお金_d0087642_2112770.jpg結構普通に流通しているようで、たしか2HK$硬貨はcity'superでもらったお釣りに混じってました。この中国返還記念コイン、10HK$から10¢まで、7種類発行されているそうです。ちなみに、未確認情報ですが10HK$には橋(?)、50¢には牛、20¢にはちょうちょ(orリボン)、10¢には帆船、が描かれているらしい。私はずっと探していますが未だに入手できず。ゲットした方がいらしたらぜひ見せてください!さぁ、あなたも今日からお釣りチェーック!
by sara-hongkong | 2007-03-21 21:22 | 香港で暮らす
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