カテゴリ:香港でお菓子作り( 5 )

シグナル8!そのときSaraは?!

d0087642_19503461.jpg 朝起きたら、また台風シグナルが出ていました。Pabukという名の台風(漢字では「帆布」って書くみたいです)が来ているようなのですが、テレビを見ていても地図がアバウトだったり、やたらと小っちゃかったりして、今後の進路がやっぱりイマイチよくわからない。そうこうしているうちに1だったシグナルが3に発展。それでも、どうせまた昨日のようなことになるんじゃないかと思って、前からちょっと行ってみたかったお店に行くことにしました。ところがバスに乗るや否や、マレーシアに出張中のダンナ様から電d0087642_19513428.jpg話があり「あと1時間もするとシグナル8が出るらしい。うちの会社のスタッフも今日はもう帰宅するから、Saraもどこかで遊んでいるなら早くお帰りなさい」とのこと。えーっ。シグナル8と言えば企業も学校も、交通機関も一部止まっちゃうんですよね?そりゃ大変、ってことで次のバス停で下車して引き返してきたのでした。
d0087642_19535481.jpg 帰り道もマンションの受付の人から「外の通路は危ないから、地下の駐車場を通って行ってください」と言われたり、エレベーターホールに吹き上げる風でエレベーターの扉が閉まらなくてなかなか昇れなかったりして、雨風が激しくなってきた様子。ようやく帰って来てテレビをつけたら、すでにシグナル8が発令済みでした。広東語のニュースはほとんどわからない私ですが、キャスターがしきりに「返屋企(=広東語で「家に帰る」)」って言っているのはわかったし、「5時で終わりになるバスの番号」とかの情報も流され、香港で働く人たちは一斉に帰宅モードへ。その後、MTR(地下鉄)の駅やバス停、フェリー乗り場がたくさんの人であふれ、それはそれは大変な様子が夕方のニュースで延々と流されていましたが、そんなことより「台風の今後の進路」の方を詳しくやってくれないですかネェ。インターネットで見ると、後からもうひとつ台風が来ている気がするんだけど・・・。

d0087642_20245157.jpg とんだ台風騒動で、家でいちにち過ごすことになってしまった私。そういえば昨日、ちょっと大きいサイズの蒸篭を新しく購入したばかりなので、さっそくこれで何か作ることにしました。と言ってもロクな材料もないし、本をぱらぱらめくっていたら薄力粉とイーストで作れる「花巻」というおやつを発見!今日はこれを作りましょ♪
 花巻というのは簡単にいうと中華風の蒸しパン。胡麻ペーストやピーナツバターを巻き込んだ生地をくるくる巻いたりねじったりして模様巻きにした蒸しパンのことを花巻っていうんd0087642_213206.jpgだって!ちなみに中国語で「花様」というのは「模様」という意味なのだそうですヨ。そのまま食べるのはもちろん、おかずを挟んで食べたりすることもあるそうです。 今日は私のお昼ご飯兼おやつ用に、ピーナツバターを巻いたものと、すり鉢で細かくしたジャスミン茶の葉を巻いたもの、2種類作りました。家になかったスキムミルクを勝手に省略したり、水の量が多かったりしたせd0087642_20505099.jpgいか、生地がやわらか過ぎて成形するのに苦労しましたが、なんとなくウズを巻いたかんじのものができました(?!)。でも、発酵時間が長かったようで異様に膨らんじゃって(特にジャスミン茶風味の方がネ)、本に載っている写真とは明らかに様子の違う花巻の出来上がりぃ!!!蒸し上がったら蒸篭がムギュムギュ状態でしたヨ(左の写真)。もうひと回り大きい蒸篭でもよかったナァ。
d0087642_211263.jpg それでも蒸したてホッカホカの花巻は、ふっかふかに膨らんでいて、とってもとってもオイシカッタです。シンプルですがやさしいお味で、ものすごくやわらか~い♡ヤバイ、これ中国茶と一緒にいただくと何個でも食べられるんですケドーっ!でもさすがに全部はムリなので、半分以上は冷凍保存にしました。凍ったまま蒸しなおせば、またホカホカの花巻が楽しめるんだそうです。あぁ楽しみ♪
 今日はこんな調子で呑気にお茶飲みながら、窓越しに台風を眺めて過ごしてました。ところでうちのダンナ様、明日出張から戻れるんですかネ。
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by sara-hongkong | 2007-08-10 21:24 | 香港でお菓子作り

薑汁撞奶

 タイトルだけみるとなんのことやらさっぱりですが、これはデザートの名前です。直訳すると「生姜汁に牛乳をぶつける」という意味になるそうですが、これは「生姜風味の牛乳プリン」のこと。生姜味のプリンなんて日本ではあまり馴染みがありませんが、香港では代表d0087642_1851983.jpg的なデザートのひとつです。牛乳プリンではあまりにも有名な義順牛奶公司というお店では、この生姜風味の牛乳プリンは巧手薑汁燉奶という名前で出ています♪関係ないけど私はこのお店を通るたびに、必要以上に潔い、断言口調のこちらの看板にいつもニヤニヤ。

d0087642_1941390.jpg まぁ、そんなことはさておき。この生姜風味の牛乳プリン、意外と簡単にできるらしい、ということで作ってみることにしました。風邪っぴきには生姜が良いですし。私の持っている本にも「食べたいと思ったらすぐにできる家庭の味」と書いてありますが、材料は生姜と牛乳、そしてグラニュー糖だけ。ね!簡単そうでしょっ?
d0087642_1944272.jpg 驚くことにこのプリン、なんと蒸したり冷やしたりしなくても固まるんですってヨ!プリン用の器に、予め生姜汁を入れておき、そこに牛乳+砂糖を温めたものを一気に注ぎ入れ、後は待つだけ。生姜には牛乳を凝固させる性質があるってことかしら?なんか理科の実験みたいでドキドキします。牛乳を注ぎ、器とにらめっこして待つことd0087642_1995871.jpg5分・・・アラ不思議!ホントに固まってるぅ♪かなりゆるめのやわらかプリンなので、器の下のほうは液体と固体のギリギリラインですが、これは私好み♡ただ、生姜の効きっぷりがすごくて結構ビリビリ来ます。義順牛奶公司のは甘くてちょっと生姜味、って感じですが、このレシピだとお子様には絶対にムリ!でも意外とクセになる味だったりします。次回はもう少しグラニュー糖を増やすと良いかもしれません。さらに研究が必要ですネ!

 今日は日本にいる私の家族にすっごく嬉しいこと♪があったので、嬉しくなってお花を山ほど買ってきました。最近のフラワーマーケットの旬の花は牡丹。それからジャスミンの花がとっても良い香りを放っています。
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by sara-hongkong | 2007-05-03 21:58 | 香港でお菓子作り

牛乳プリンはやわらかさが命!

d0087642_19302324.jpg これがなんだかわかる方、かなりの香港ツウですネ!これはお料理教室の先生に教えてもらった便利グッズ。お手持ちのお鍋に入れて、鍋にお湯をはればほらネ!d0087642_19411714.jpg蒸し器に早代わり。これさえあれば蒸し器いらずなのデス(ちょっと見た目が違うけど、日本にもこういうのありますよネ)。調理道具のお店がならぶ上海街はもちろんですが、生活雑貨のお店なんかでは必ずと言っていいほど山積みにして売られています。大きさも高さもいろいろあって、お値段は10ドル(=約150円)前後。場所をとらないので重宝しています。

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 さて今日はこの道具を使って、牛乳プリンを作りました。牛乳プリンと言えば、香港では牛のマークでおなじみの義順牛奶公司が有名なのですが、こちらのお店の牛乳プリン(馳名雙皮燉奶)は液体と固体ギリギリのやわらかさとなめらかさが魅力。私もダイスキなデザートのひとつです。本で作り方を見たらとっても簡単そうだったので、自分でも作ってみよう!と思ったのですが・・・甘かった。

d0087642_1957341.jpg 見た目はこんなかんじにできたんですケド、かたさの調節が非常にムズカシイ。本のとおりの分量でつくったら何分蒸しても固まらず、ズルズル。ちょっとトロ味の強いお汁粉みたいになっちゃった・・・(味d0087642_2035621.jpgだけはそこそこ美味しかったのが救いデシタ)。ちょーっと悔しくて、卵白の量をほんの少し増やして再度トライしてみたのですが、今度はちょっとかたすぎて舌触り非常に悪し。シンプルなゆえにとってもムズカシイですね・・・。
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 今日はもう牛乳も足りなくなっちゃったので、あきらめるけど(買ってくればいいのに!)、後日リベンジしてやるゼ。めざせっ、とぅるっとぅるっ牛乳プリン!
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by sara-hongkong | 2007-04-06 20:12 | 香港でお菓子作り

芳香杏仁豆腐

d0087642_19252044.jpg 今日は杏仁豆腐を作りました。日本で杏仁豆腐を作る場合はほとんど、杏仁の代わりにアーモンドエッセンスやアーモンドパウダーなどで作りますが、香港ではあんずの種の核の中にある杏仁を、粒で手に入れることができます。だから私は香港に来たら、本物の杏仁を使った杏仁豆腐をぜひ作ってみたいと思っていたんです。当初、製菓材料店などで杏仁を探しましたが見つからず、つい先日乾物屋さんで干し貝柱や干し蝦と一緒に並んで売られているのを発見しました!計画性のない私はいつも「前日から一晩水に漬ける」という工程を忘れてしまい、念願の杏仁豆腐作りはずっと延び延びになっていたのですが、今日こそLet's Try!
d0087642_19205748.jpg 杏仁には、漢方に分類される苦杏仁(北杏仁)と食品に分類される甜杏仁(南杏仁)とがあります。苦杏仁(左)は粒が小さくて香りが強く、甜杏仁(右)は苦杏仁に比べて粒が大きく、甘みがあるので、デザートに向いているそうです。杏仁豆腐を作る場合は、この2種類の杏仁をブレンドして使います。ただし、苦杏仁はビタミン17(アミグダリン)の含有量が多すぎるということで、必ず甜杏仁の方を多くブレンドしなければならないそうです。その割合はお店によってさまざま。私の持っている本のレシピもいろいろな割合になっています。d0087642_19335577.jpgアミグダリンは癌を防ぐビタミンと言われていますが、採り過ぎには注意しなければならないようです。
 せっかく2種類の杏仁を入手しましたが、ほかの材料が揃わなかったという理由で、今日は甜杏仁のみ使用で生クリームも入ったババロアタイプの「芳香杏仁豆腐」にしました(やっぱり計画性ないネ)。甜杏仁を水と一緒にミキサーにかけ、ガーゼで最後の1滴まで杏仁エキスをきっちり搾り出します。この時点でもうかなり良い香り~♪手間がかかるのはこのくらいで、あとは火にかけながら牛乳とお砂糖、生クリームを加え、最後にゼラチンを溶かすだけ。簡単です。
d0087642_19415293.jpg ひと昔前の杏仁豆腐って菱形に切ってあるゴリゴリしたものが主流じゃありませんでしたか?実は私、その頃はあんまり好きじゃなかったんですが、中学生くらいのときに「ぎりぎり固体」のふるっふる杏仁豆腐に出会ってからは大好物♪今日ももちろんゼラチンはちょっと少なめにしました。くこの実も近くのスーパーで簡単に手に入るので、シロップ煮にしてみたヨ!ダンナ様の帰りを待てず、固まったことを確認してすぐに速攻味見してみましたが、こりゃウマイっ!これ、ドンブリ一杯食べたいっ!
 調べてみると杏仁は古くから、鎮咳、去痰、利尿、胸痛、浮腫などに効くと言われているそうです。香港では杏仁の粉を溶かして咳止めドリンクにすることもあるとか。日本では「中華の定番デザート」として位置づけられている杏仁豆腐ですが、体に良い食べ物が大好きな香港人にとっては、これも「健康デザート」みたいです。

d0087642_20203062.jpg*『sweet memory,sweet dessert in Hong Kong
  ~香港のデザート~』  
    脇屋 友詞  文化出版局  ISBN4-579-20606-1
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by sara-hongkong | 2007-01-08 20:27 | 香港でお菓子作り

香港初!お菓子作り

 今日は朝からずーっと雨で、時々ものすごい雷ゴロゴロの土砂降りだったので、久々にマドレーヌなど作り、女の子らしく過ごしてみました♪先日買ったオーブンは、今までのところトーストを焼くくらいしか活躍していなかったので、お菓子の焼け具合なども確かめておきたくて。一応お菓子作りが趣味である私としては、オーブンを選ぶ際かなり迷ったのですが、どうせ日本に帰る時に捨てて帰るのだし、とそんなに大掛かりなものを買うのはやめました。でも、小さいオーブンというのもなかなかかわいいものですねぇ。チキチキチキチキというちょっと安っぽいタイマーの音を聞いてるとわくわくします。

d0087642_17503143.jpg さて、出来上がりは・・・試作品にしてはなかなかGOOD。焼きムラがなく、均一に仕上がるし。おまえなかなか良い仕事するじゃねぇかっ!ただしこの大きさでは1度に8個が限界でした。次は何をつくろうかなぁ(アルミ型で作っちゃったけど、やっぱりシェル型ほしいナ)。

 香港に来て驚いたのはバターの値段。なぜこんなに安いのでしょう。主に香港人が利用するうちの近所のスーパーでも、海外のものを結構扱っている(日本のものだとチューブのわさびとか、なっちゃんとか、パンテーンとかもあります)のですが、私が今回買ってきたデンマークの無塩バター250gが9.9ドルですから150円くらいでした。しかもかなり質もよく、焦がしバターを作っているときこのうえなく良い香りでした。私が以前に住んでいた奥飛騨では、ケーキ作り人口が少なかったからか無塩バターが特売になることはなく、いつも400円近くしてました(あまりの需要の低さに、買おうと思ったら賞味期限が切れてたこともありました)。こんなに安いなら、バターをたくさん使った焼き菓子も、気軽に作れそう♪(でもすぐ太りそう)

d0087642_1494191.jpg  マドレーヌを焼いている間にカレーを仕込んでおきました(昼間作った方が味が馴染んで夜美味しいかと思いまして)。主人が会社でいつもお世話になっている方(独身)がいつも外食と言っていたので「カレーでよかったらどうぞ」ってことで、夜は3人でカレーを食べました。彼が帰国する10/1までに主人に仕事の引継ぎをしなければならないので、このところ2人してとても忙しそう(その間に私はいろいろ楽しませてもらってマス。すいませんねぇ)。でも今夜は比較的早く終わったようで、8時から12時近くまで3人で喋りたおしてしまいました。特におもしろかったのはガス代の話!香港ではガスメーターが家の中にあることが多いので、ガス屋さんがメーターを読みに来るらしいのですが、留守の場合はガス屋の勝手な予想値で利用料の請求がくるそうなのです(実際との誤差は翌月精算するらしい)。一人暮らしの彼は日中家にいないので、もちろんガスメーターの計測に立ち会ったことはなく、4年半の間毎月請求されるがままに払っていたら(月々1万円くらい払っていた模様)、たまりにたまった誤差は10万円ほど。今回日本に帰るにあたり、返金してもらえるそうです(ただし、お金が戻るのは彼の帰国後になるかもという話なので、そのお金でなんか食べちゃおうか、みたいな話で彼らのオフィスは今、盛り上がっているとか)。日本の味が恋しいだろうに、カレーなんかでごめんね。でもせっかくこういう時間が持てるようになったのに、あと3週間で帰国しちゃうなんてちょっとサミシイ。考えてみれば、初のお客様の夜だったのでした(昨日スリッパ買っといてセーフ!)。
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by sara-hongkong | 2006-09-07 23:59 | 香港でお菓子作り