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香港の結婚式 その2
 昨日の予告どおり本日は「結婚披露宴体験レポート@香港」をお送りします。香港の披露宴はスタート時間がとても遅いのが一般的のようで、今日も夜の8時半スタートでした。エレベーターホールの画面表示をみると、どうやら新郎も新婦も名字は陳さんとおっしゃるようです(香港では日本みたいに様々な名字がなく、「陳」さんとか「李」さん率が高いみたいです)。
 披露宴開始は8時半ですが、開場は6時。その間は写真撮影と麻雀の時間、なのだそうです(麻雀に興味のないゲストは8時半頃に行けばいいらしい)。私は麻雀大会に興味アリアリだったのですが、会社のゲストと一緒にバスで会場まで行ったため、到着したのは8時半ちょっと過ぎ。残念ながら麻雀大会の現場はおさえることができませんでした。くっそー、見たかったなァ。
 さて、日本だったら会場に入る前にご芳名帳を記入、となるところ。香港は寄せ書きスタイルが導入されている模様。ふたりの写真入りの模造紙みたいな大きな紙が用意されていて、空いてるスペースを見つけて自分の名前を記入。こりゃ、卒業アルバムみたいだヨ!記入には、日本みたいに筆とか羽のついてるペンとかではなく、ごくごくフツーのボールペンを使用。席次表はボードに貼り出されているので、各自自分の席を見つけます。私たちが会場入りしたとき、新郎新婦はゲストとの写真撮影をしていて、私たちも到着するなり会社関係のゲスト全員で新郎新婦との記念写真を撮らせていただきました。撮り終わるや否やみんなで「恭喜恭喜(おめでとう)!」などと言いながら新郎にご祝儀を手渡しました(私たちは新郎側のゲストなので)。ご祝儀は本人に直接渡すのが香港流。
 8時半過ぎには新郎新婦は一度控え室に戻った模様。その後ゲストがばらばらと席に着き、いよいよ披露宴の開始のようです。新郎新婦が再入場すると、威勢のいいBGMとともにウェイターさんたちが一列になって颯爽とやってきました。彼らが運んできたのは子豚の丸焼き!結婚披露宴のオープニングには欠かせないメニューだそうです。お腹からパカっと開きにされていて、なんともスゴイ!披露宴の会場によってはこの子豚の目に電球を仕込んでちかちか光らせているものもあるそうです(!)が、今日の子豚ちゃんはちょっとおとなしめだったようです。日本式の北京ダックと同じように、パリパリの皮の部分だけをいただきます。後姿は日焼けして背中の皮がむけちゃったみたいデス。
 お料理は中華のフルコース全11品。大皿でやってきた料理をウェイターさんがお皿にサーブしてくれます。が、盛り方はすごくアバウト。前半と後半にサーブしたお皿では明らかに量が違いすぎるし、麺はお碗からはみ出しまくりだし、蒸し魚は最後の12皿目の人の分は骨とヒレばっかりでアラ煮みたいでした。ウェイターさんの超香港的サーブっぷりには目が釘付けでした!
 最初に新郎新婦のスピーチ、ケーキカット、中盤にふたりの思い出ビデオや海外で前取りした記念写真(韓流スターのCDジャケットばりのヤツ)などの披露、後半には新郎新婦と家族、親戚一団が各テーブルをまわって挨拶。そして新郎の歌(!)。余興はこのくらいで、あとはひたすら食べる。「新郎新婦が主役」な日本の披露宴に比べると、言い方は乱暴ですが「食事のついでに新郎新婦を見る」感が否めない。
 この日、家を出る直前まで私を悩ませた服装の問題ですが、心配は無駄に終わりました。もちろんオシャレにキメて来ている人もいるにはいましたが、スゴイ人だとサッカーの応援帰りみたいなユニホーム姿でしたし。隣のテーブルはレストランに普通に食事に来ているお客さんの図さながら。左のおじさんは半袖丸首シャツにGパンだし、右のおばさん背中出てるし(これは、服装の問題ではない)。
 お料理の最後には中国みかんが丸ごと出てきます。これも香港の披露宴には欠かせないアイテム。中国みかんは広東語の「吉」という発音と同じ発音ということで、香港では縁起物。みかんが出ると、これが「解散」の合図かのようにばらばらとゲストが帰り始めます。私が酒飲みのおじさんの聞き役に徹している間に、250人ほどいたゲストはもうほとんど帰っていました・・・。私たちのテーブルにはまだほとんど全員残っていても、空いたテーブルからさっさと撤去するウェイター。気づけばまもなく12時。こうして香港流結婚披露宴の長い一日は終わったのでした。


子豚の丸焼き。パリパリの皮に、ナンみたいなちいさなパン(?)を添えて。お好みで甘味噌ダレやチリソースをつけます。皮は意外としっかりしていて噛み応え十分。パリパリで香ばしかった~。




セロリとエビのあっさり炒め。ガーリックが効いています。




ホタテやエビ、それからメロンやマンゴーなどをライスペーパーで巻いてパン粉であげたもの。マヨネーズをつけていただきます。これに似たヤツ、前に點心教室で習ったなぁ。



フクロダケとブロッコリー炒め、ホタテの貝柱あんかけ。
きのこ類も、おめでたい料理によく使われます。




フカヒレと豚のモツ入りスープ。あっさりとした味付けです。最初空っぽだったお腹も、このあたりからかなり苦しくなってきます。




アワビとチンゲンサイの炒め物。オイスターソースでこってりと。



ガルーパという魚の蒸し物(この魚、その昔ハトヤのCMで少年が抱えていた魚くらいのビッグサイズ)。ガルーパは香港ではかなりポピュラーな食材。日本みたいに焼き魚を食べる習慣がないので調理法は「蒸す」のが主流。



鶏肉のロースト。このときはかなり苦しかったけど、これもすんごい美味しかったデス。



〆の一品は麺か炒飯をチョイス。私、不覚にもここから先は一切食べられず。それにしてもこの麺の盛り方はいかがなものか。



最後はプチケーキ&オレンジ。オレンジ12個がごろごろやってきたときはお供えものかと思ったヨ!


【おまけ】

子豚の丸焼きの前にひとり1つずつ配られたこちらの小さな巾着袋。引き菓子でも入っているのかと思ったら・・・・



入っていたのはドラえもん。これも香港流?と思ったら、新郎がドラえもん好きだとか。背中には日付とふたりの名前入り♪でもキャラクター好きの香港人らしいかも。これ、かなり意表をつかれて、爆笑。




Eさん&Aさん、今日はほんとにおめでとうございます。
末永くお幸せにネ♪
by sara-hongkong | 2007-03-29 23:58 | 香港の行事
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